すっくと立っているか、肘、肩にりきみはないか、腰骨が立っているか、顎は引けているか、
腰は落ちているか、肩は水平になっているか、立ち位置は適当か、重心に偏りはないか、
等々、チェックするポイントはたくさんあります。
ややもすると忘れてしまいがちな自分の姿勢のチェック、
執拗に繰り返す事で、気にしなくても美しい姿勢で立つ事が習慣化するのが狙いのようです。
演奏会では、この立ち姿勢を観ることで演奏内容が推し量られてしまうほど。
指導者が次に気にしている事は、太鼓を打ち出す前の静粛タイムを作っているか。
これは気持ちの上で、太鼓を打つ姿勢が整っているか、という事につながります。
太鼓は基本的にメロディがなくシンプルな音楽、その分打ち手の気迫が見えてしまうというところも。
気持ちと構えの姿勢、とっても大事です。
私が勝手に考えている太鼓の三要素、「心技体」の心と体の姿勢が重要という事だと思います。