HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

続御諏訪太鼓講習会

御諏訪講習会、我々にとっては新曲となる神楽、
正式名は天鳴龍尾太神楽(あまなるたつおだいかぐら)をビデオで確認しました。
 
この曲は数年前に講習を受けようという希望が出されていましたが、
会員の多数決の際残念ながら一票差で他の曲になった経緯があります。
 
それ以前から故小口大八師の演奏ビデオを入手、来たる講習に自習をしつつ備えていましたがその時は幻の講習会に終わってしまいました。
 
今回新たに去年行われた講習ビデオを入手、今何回も繰り返し観ております。
打ち手が代わると内容も変化するもので、以前の演奏と比べると
本筋は変わりませんが細かいところは異なるところがけっこうありました。
 
太鼓とはそういうものなので、あそこが違うここが違うと目くじらをたてるのは
意味がありません。
 
大事な事は曲の「心」を知る事でカタチを意味なく踏襲する事ではないと思います。
 
講習で語られていた事は神楽は神様に奉納する曲、
読んで字のごとく神様に楽しんでもらう事が大事とのこと、演奏する側はそれを
演奏、顔、態度で表現してくださいと。
 
またフレーズを何回繰り返すかという事は決まっておらず、親が掛け声をかけると
その次の回に切り替わるというかなり自由度の高い曲となっています。
笛も入っており、途中ひょっとこやおかめの面をかぶって打ってもよいし
皆で踊るのもあり、とのこと。
天の岩戸の向こうに隠れた天照大神の興味を引くために面白おかしく賑やかに歌舞音曲を奏したものが神楽の起源とも言われているので楽しい事が肝心。
 
この曲もノリがよく振りもいろいろある内容となっているので覚えるのは
容易ではありませんがこの際しっかりモノにしたいものです。