16時演奏開始なのに、16時半からと勝手に勘違いしていたり、
演奏団としてはかなりお寒い状況、
とりあえず演奏には間に合いました。
総勢8人、同じ舞台に立つ都立深沢高校和太鼓部は40人近い大部隊、
それでも和太鼓深沢らしい演奏を披露しようと臨みました。
一曲目の「感謝」、親の私が曲を間違えてしまいました。
舞台には魔物が棲む、と言われますが、まさにこの魔物に見据えられた格好。
今迄何百回も演奏して来た曲、練習の時にも一度もつまづかなかったのに、
この日に限って乱れてしまいました。
恐らく親として、周囲に気遣う事に集中力が一瞬途切れたのではないかと。
でも本人としては気を抜いた演奏はしていないので、
間違いは間違いですが悔やむ気持ちは殆どありません。
(堂々と間違ったという居直り?)
二曲目の「歓喜」、当日直前練習で曲があやふやな所があったりでとても不安でしたが
本番ではなんとか乗り切った感じ。
心配されたソロ回しも完璧とはいかないまでも破綻する事無く無事終了。
お客さんの反応はイマイチでしたが、まあ・・・。
最後の「神楽」、当日、踊りが入るところ、観客にも拍手で参加してもらう事を提案、
以前だったらそんな事急に言われても、と却下されていましたが今回は採用です。
というのは、観客を演奏に巻き込むという事を少しずつやっていきたい、と思っているから。
一方的に演奏を見せる、というのが今迄のスタイルでしたが、そう見せられる程の
演奏技術や迫力がないため、一緒に太鼓を楽しんでもらえれば、との思いです。
「神楽」は神様を楽しませる曲、途中踊りの部分があるので皆様も拍手で参加お願い、
拍手はかしわでとも言われ、神様を呼ぶものなので、皆様もこの場に神様をお呼びしましょう、
とその場で思いついた事をアナウンスし、いざ演奏へ。
踊りのところにさしかかると、おかめひょっとこの楽し気な踊りが会場へ、
お客さんもそれに応えて拍手をしてくれていました。
配役のちょっとした手違いなどはあったにせよ、後から聞くとこの神楽、
楽しそうでとてもよかったという評価をいただきました。
本日デビューでしたが、今後新しい顔として定着して行くように思えます。
全体を通して、やはり日頃からの練習不足は否めません。
10回のうち2~3回はうまくいく、というレベルだと思います。
時間的に難しいけれど、毎回集中して練習する事で克服するしかないように思います。