HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

スリランカ残照

スリランカを去り、同じ南国のシンガポールに来ております。
シンガポールの喧噪にはやスリランカの事を懐かしく思い出しております。

名も知らぬ遠き島より流れよる椰子の実ひとつ・・・
島崎藤村の詩で美しい調がついています。
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ところが、椰子の実の島ではご覧の通り。
ヤシの木は塩気を好むとかで内陸のヤシの木には時折塩を与えるそうです。
波打ち際でも育つヤシの木です。
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日本ではあまりポピュラーな風景ではないと思うのですが
スリランカの誰もいない浜辺にワンコが一匹。
人の姿は見当たりません。
スリランカの動物たちはかなり自由です。
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こちらは放し飼いの鶏、豚、そしてワンコ。
この他にヤギ、牛も自由に歩いています。
う~む、ひょっとして縛られているのは人の方かも。
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でも地元の漁師さんは少しの魚しか捕りません。
余計にとっても腐らせるだけなので自分たちが食べる分と
少し現金に換える分だけです。
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小さな舟はエンジンは無く、早朝ラグーンにたくさんの舟が出ますが静かです。
水面を渡って来るのは竿の音、漁師さん同士の話し声・・・。
ラグーンは内海なので波もありません。
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海に行く途中すれ違った子ども。
たぶん日本人を見るのは初めての事でしょう。
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海から戻って来る家族。
すれ違う時に「アーユーボーワン」。
こんにちはというシンハラ語ですがこの一言で皆笑顔になる魔法の言葉です。
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太陽は西のインド洋に沈んで行きました。
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