HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

ルアンパバン世界遺産の光景

ルアンパバンの夜明け。
ナムカーン川はまだ眠りのほとぼりからさめやらぬ様子。

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街もまだ眠りに落ちています。
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ここはサッカリン通り、托鉢僧が通る道です。
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朝の野菜を売る人、買う人。
街はいたって静かです。
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お寺の木の鐘が打ち鳴らされると、やがて托鉢僧のオレンジの衣の列が遠くからやってまいります。
人々は沿道に座り僧が来るのを待っています。
ワンコや鶏もまさにおこぼれにあずかろうと僧の行列の先頭を行きます。
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各お寺から僧の列が伸び、数百メートルにわたり托鉢が続きます。
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蒸した餅米、ビスケットやお金などを僧の持っている鉢に少しずつ入れて行きます。
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ルアンパバンはこの托鉢の習慣が守り続けられているため街全体が世界遺産登録されています。
市民は毎日当然のごとくお布施をし、それが生活の一部になっています。
仏に仕える僧に対し、お布施を施すのは当然の行為で
それが徳を積むという事にもなっているようです。
毎日毎日、それはご飯を食べるのと同じような感じなのではないのでしょうか。
宗教行事には違いないのですが、日常の無償の行為です。
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僧の列は街を巡り、大体3~40分でそれぞれの寺に戻るようです。
托鉢の時間はサッカリン通りは車両通行止めになっています。
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僧が去ると、何事も無かったかのように街はまた静寂を取り戻します。
こうしてみるととても静かな托鉢行に見えますが、実際はこの瞬間を狙って
観光客が写真撮りまくっています。
観光客の中にもお布施をする人はいて、ツアー会社の手になると思われる
托鉢桟敷席みたいなものが用意されています。
お布施セットみたいなものも売られていて、道の反対側にはそれを生業とするおばちゃんがウロウロ。

ガイドブックによると、そういうところで済ませるのではなく
前の日に市場で自分で購入するのが礼儀なんだそうです。

これは深い宗教行事なので観光客がチャラチャラとお布施をしているのも
被写体としてもあまりサマになりません。

また行列にへばりつくようにして写真を撮っている観光客もいますが
これもマナー違反でしょう。


小学校の前にあるすごい貫禄のある木。
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朝のメコン川に出てみます。
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漁師の姿でしょうか・・・。
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こちらはナムカーン川の漁の光景。
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川沿いの道にはクラシカルなホテルが建ち並んでいます。
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こちらもホテル。
ルアンパバンにはこうしたホテルがたくさんあります。
7月の今の時期はオフシーズンと見えて客の姿はあまり見かけません。
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路地を覗くと放し飼いの鶏の姿が。
すんごいスリムです。
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托鉢を見るのが今回最大の目的だったため一回りして宿に戻り、朝食をいただく事にします。

つづく