プーシーの丘のみならず、どこの寺院の境内でも禁煙です。
ラオス語は読めませんが、このマークの意味は国際的に共通ですね。
中腹には様々な仏像が配されて聖域となっています。
この両手を挙げているポーズの仏像もよく見かけます。
まあ、心を静かにして私の話をお聞きなさい、という感じでしょうか。
普通仏像は裸足ですが、この立像は靴を履いていました。
七つのナーガ(龍)を従えた仏像。
この姿も必ずと言っていいほど目にします。
これは土曜日生まれの人の守護仏です。
隣のおっさん(?!)もありがたいものに違いありませんが悲しい事に詳細不明です。
供物に注目。
こちらはお線香が包まれています。
こちらは一見どんぐりのように見えますが木の実(?)石(?)
さらに頂上を目指します。ハアハア。
振り返るとルアンパバンの街並みとメコン川の支流のナムカーン川が望めます。
ルアンパバンの標高は700m。
途中の尾根には高射砲陣地の跡。
戦争の爪痕がひょっこり顔を出します。
戦争はいけません。
いよいよ頂上に到着。
頂上の小さな寺院の中、うがたれた窓からは気持ちのよい風が流れてきます。
祭壇には供物。
こうしてみると僧侶の衣と同じオレンジ色の花が使われている事に気付きました。
本尊と数々の仏像たち。
おみくじと抱き仏像。
この仏像を両手に持ち、願い事をしながら持ち上げる風習があります。
持つところがはげていますね。
この仏像、かなり重く、ほんの数回で持ち上げられなくなります。
これも自力本願の修行の延長と思われます。
ヒンズーの神々と思われる像もありました。
ルアンパバンの各寺院には必ず細長~~い舟があり、祭事に使われているそうです。
山の頂上の寺院にも舟のミニチュアが奉納されていました。
眼下にはルアンパバンのいたってのんびりした街並が。
頭上には金色に輝くラオス様式の寺院の姿。
反対側にまわるとメコン川が見えて来ます。
ルアンパバンはメコン川とナムカーン川の合流地点にあり
蛇行するナムカーン川に挟まれてちょうど半島のような形になっています。
お坊さんたちもメコン川をバックに記念撮影の景。
メコンの大河のたゆとう姿。
まさに大河と呼ぶにふさわしい威容です。
しかし、思った以上に流れは急です。大きな川ですよね。
しばらく休んで下山します。
登って来た方向と反対側の道を行きます。
途中にあったゴミ箱。
このままひっくり返すとゴミの回収ができる仕組み。
ゴミ箱自体も自然素材で作られていてエコですね。
大きな大きな菩提樹も聖地になっています。
釈迦が菩提樹の下で瞑想をし、悟りの境地に達したとされています。
下りの階段は一直線。
登って来る人にとっては心理的にも負担がありそう。
下りでよかったなあ。
入り口付近で一カ所だけある売店には鳥かごに入った小鳥が。
店主の姿はありません。
小鳥そのものを買うのではなく、この鳥を逃がすために買い取ります。
そうする事で功徳を積む、という事になるのでしょう。
どこかの地域で亀を逃がしてやったりという話もありますよね。
まあ、誰が考えついたのかわかりませんが、鳥にとっては迷惑な話ではあります。
その売店の反対側では私設(?)ビンゴが行われていました。
恐らく鳥屋の店主もここにいるものと思われます。
ビンゴ大会で賞金が出るものかはわかりませんが、恐らく賭け事との想像はつきます。
入り口階段全景。
こちら側はルアンパバンの目抜き通り、シーサワンウォン通りです。
この通りで毎日夕方からナイトマーケットが開かれます。
つづく