HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

川柳:日展

 芸術の 秋に書の道 踏み外し 

権威ある公募展、日展の書道篆刻(てんこく)の部で八会派による入選者の割当があったとか。

すべての人に公平に門戸が開かれているとされる公募展でこういう事はあってはならぬ。

伝統芸術の世界は得てして閉鎖的、保守的なのは皆の知るところ。

茶道、華道、歌舞伎、日本舞踊や三味線、太鼓や笛などもそうだ。

家元制度という集金システムが確立されている世界でもある。

しかしこれが事実とすれば公募展ではなく私募展、会派以外は事実上の締出しとなろう。

当の日展側はそのような事はありえるべくもないので調査はせず、との事。

なんともはや、蛇の道は蛇ではなく書の道は蛇、手も足も出ないという事なのか・・・。

いやだねえ、大人の世界は。