HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

この世:日本名の日本車

車の名前は英語やイタリア語、またそれらの造語が一般的、

自動車の起源は1769年にフランスで発明された蒸気自動車にあるそうな。

その後燃料が石炭から石油へ変わりましたが外燃機関と言われる蒸気機関のまま。

1876年に内燃機関(今のガソリンエンジンの原型)が発明され

ドイツでこのガソリンエンジンを積んだ自動車が産声をあげる事になります。

1908年アメリカでフォードがT型フォードの大量生産を開始、

自動車が大衆のものになりました。

そんな経緯があるためか、自動車は欧米のものが本場モノ、名前も当然あちら風。

しかし、日本車は今や世界に輸出され、日本を代表する工業製品となっています。


かつてカラーテレビに日本の名を冠するのが流行った事がありました。

高雄(三菱)だの薔薇(サンヨー)、王朝(ゼネラル)や太陽(NEC)、

嵯峨(ナショナル)、世界(コロムビア)などなど、メーカー名も懐かしい?!


こんな感じで日本名が付いている自動車は?

調べてみるといくつかある事はあるんですね~

スズキのキザシ(兆し)、トヨタのSAI(彩)、いすゞのアスカ(飛鳥)など。

でもどれも今に至って生産が続けられているものなし、要は売れなかった・・・。

必ずしも日本名の車が名車ではなかったということ?

国内では日本名はダサいという事なんでしょうか、いまだに洋物に憧れる???


日本の高いモノヅクリ技術とおもてなしの精神から生み出される日本の自動車、

高級車市場はドイツに譲るものの世界的に高い評価を得ているものと思われます。

世界は日本ブーム、寿司をはじめ意味不明の漢字ひらがながもてはやされていますね。

そんなわけでひょっとしたら日本的な日本の名を冠した日本車もウケルかも。

東洋の神秘性を売り物にしたものとか、日本のこまやかさを強調したりとか・・・。


さて、どんな名前がよいのか、妄想して楽しむのも一興かと。

「寿司」「富士」「京」「雅」「禅」「うまみ」「さしみ」「もてなし」「武士道」「忍者」

「侍」「城」「精進」「道」「煌」「満」「歓」・・・。