先日、お試しで「太鼓で話そう」という練習曲を太鼓が初めてというお年寄りたちに打ってもらいました。
参加された人たちにはニコニコしながら太鼓を打ってもらえましたが、
まったくの初心者にとっては内容がまだまだ高度な事がわかりました。
ある程度、太鼓を知っている人にも対応できるよう考えたつもりですが
それがどうやらアダとなったようです。
そこで、太鼓に慣れる事に主眼を起きもっと簡単なフレーズを前段につけたしてみました。
基礎打ちでよくやるフレーズですが、Aの太鼓をBがなぞるようにして打つ事で
打てる人のオウム返しをやってもらい、まずは音を出してもらいます。
ここで想定されるのは、初心者によくある手のガニ股打ち、
肘を開いて、撥先で太鼓をチョンと突っつくような打ち方です。
ま、その辺はおいおい修整するとして、まずは太鼓に慣れてもらい
太鼓の音を出す事が気持ちいい事を感じてもらえればよし、
自分にもできそうだ、という興味と自信が少しでも湧けば成功とします。
対話形式にする事で太鼓で話そうというコンセプトに変わりはありません。
これに引き続き、前回の部分を足せば一つの曲になるので
指導員チームとしては自分達の演奏曲として魅力いっぱいに打てるかどうかが課題です。
よくある手法でソロパートを全員で打ち継ぐというのも入れてあるので
それぞれの個性を発揮してもらえればと。
明日の統合練習でやってみるつもりですが
皆さんには、え~また変わったの~?と言う前に
これくらいの事は朝飯前にやってのけて欲しいと言うのが本音。
実際の練習は昼飯後なんですけどね・・・。