HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

八丈考57

課題曲、やっと95%くらい覚えました。
 
曲を覚えていない時はそれをなぞるのに精一杯で何かを表現しようというゆとりはゼロに等しく
 
ただただ手順を追うばかりに終始してしまいます。
 
最近は残りの5%のところは何とかごまかしながらも打つ事ができるようになり
(そりゃそうだよね一年近くやっているんだから)
 
特に中盤まではよどみなく打てるような状態に。
 
そうすると気持ちにも余裕が生まれ、打ち方の表現まで工夫するようになります。
 
練習している時ふと思ったのですが、課題曲は皆で揃って打つ事ができる共通の曲になってますが
 
八丈の面白さはそのカタチに決まりがないという事、言い換えれば音が揃っていれば打ち姿は自由という事。
 
全員揃って打つ時はあまり突拍子もないカタチはできませんが、個人で課題曲を打つ時はその必要もなかろうと。
 
課題曲ではありながら見た目全然違う曲に変身させる事が可能なのではないか?
 
という事を思いついてしまいました。
 
まずは基本の打ち方を体に入れる事は当然で、課題曲を100%覚えればそれは完了すると思うのですが
 
そこからその課題曲を120%や200%にまで完成させる事もできるのではないか・・・。
 
課題曲を自分の曲にしてしまうという遠大な目標ができたような気がします。
 
三宅太鼓が音の極致なら八丈太鼓はもう一方の創作太鼓の極致ではないかと個人的には捉えています。