HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

音のリレー

午前中の練習は参加者も少なく、指導者が来るまでの一時間、自分たちで基礎打ちを練習しようかとなりました。
 
せっかく自分たちで何でもできる時間なので創意工夫して今まで苦手なところをやってみようと練習を開始。
 
気のあった者同士の前向きな練習になり、気分もとてもリラックスして楽しくできました。
 
私が提案したのは音の引継ぎ。
 
持ち曲の中で、四つのパートに分かれて音を引き継いでいくものがあるのですが、いつもスンナリ行きません。
 
これを練習するために皆で輪になって、ドコドコドコドコを一人ずつ順番に回していく練習をしました。
 
一人ずつ打つ事で打ち方や音の個性がはっきりわかり、微妙な遅れや早くなるのが一目瞭然。
 
いつもは全員で一緒に音を出しているので自分や人が本当はどんな音を出しているのか認識していません。
 
まずは真実に直面し、向き合うところから・・・。
 
音をつないで行くコツとしては打ち始めのテンポを常に自分の中で暗唱しておく事、
 
自分の番を待っていざ打ち出そうとすると必ずと言っていいほど遅れたり、テンポが変わったりしがちです。
 
参加した人も音の個性のバラツキがいろいろある事に気づいてくれたようで、それだけでも大成功。
 
発展系で、金物の合図が出たらそこで逆回りというのもやりました。
 
これは自分の番が過ぎたらそこで安心して、テンポを刻むのをやめちゃう事がないように、
 
いつ自分の番になるかわからないので常に集中して自分の中にテンポを刻んでおく訓練です。
 
 
 
実はこの練習から新曲を創る事も可能なんです。
 
一人で打ったり、二人で打ったり、全員で打ったり、フレーズのソロを入れたり・・・。
 
皆でテンポを合わせた音遊びができるようになると、その楽しさが観ている人にも伝わると思います。