篠笛アンサンブル道場なるものに参加してきました。
ずっと昔、いっとき篠笛を習った朱鷺たたら先生の篠笛講習会です。
朱鷺たたら(篠笛)小笠原純子(ピアノ)福森隆(バイオリン)の構成で
愛燦燦と涙そうそうを吹きます。
基本的には笛経験者が対象で、そのほとんどはお弟子さんたち。
青森から飛行機で来られた方もいらっしゃり、計20名でスタート。
まずは愛燦燦を六本調子で。
私は普段から楽譜が苦手で、音を拾って吹いているのですが、合奏となると自分の音が拾えずボロボロ。
我流で吹いている時とキーが違うので殆どモゴモゴ状態でした。
こりゃちょっと練習せんといけません。
後半、涙そうそうを八本調子で。
私は唄もの(ドレミ音階の笛)の八本は持っていないのでお借りしました。
蘭情管なので吹きやすいのですがそこは慣れない笛の悲しさ、甲音(高音)がいまいち出ません。
これも楽譜が読めず、ほとんど沈没状態でした。
いつも一人で吹いているので、こりゃ楽譜も読めるようにならんと・・・と思ったのでした。
年が明けたら正式に笛を習いに行こうかな。
講習では曲のニュアンスのつかみ方や、高音、低音部の音のイメージ、
一音一音ではなくまとめて一つの音として吹く、とか、プロならではの音の感性を説いていただけました。
最後に3~4人ずつ前に出て吹きます。
皆さん楽譜を見て吹いていましたが、私には不要、というか無用の長物、何とか音を拾いながら吹きました。
バイオリンの福森氏は美空ひばりのレコーディングにも参加したとか、
そんな人の音をバックに篠笛を吹く、何とも贅沢な時間を過ごす事ができました。