HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

日本道中:佐渡の味

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さて、いよいよ自分たちの演奏の番です。
ここ小木港の近くのフリンジという特設ステージにて無料のコンサートが次々と開催されています。
夏の日射しは容赦なく照りつけ、待っている観客も灼熱地獄の中、じっと我慢の子なのであります。

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主催者側で会場の左右と後方に避難用のテントが設置され
少しでも日陰を求める人でいっぱいです。
直射日光に当たらなければ海風が心地よく、演技にも集中できます。


さて本番。
観客は三宅が始まる前には会場を埋め尽くすほど膨らみました。
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三宅島芸能同志会、各教室の生徒さん50数名の演奏。
私もチラリと・・・。
演奏スペースが意外と限られていたのと、ぶっつけ本番状態での打ち出し、
練習の時とは違う太鼓だった事もあり、無我夢中の演奏。
応援に駆けつけてくれた鼓童のメンバーたちと同じ舞台に立てた事は感激です。

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自分たちの演奏の後、同志会の先生たちと鼓童のメンバーたちとの競演。
舞台袖で観ていましたがとてもスリリングで迫力満点!
観客も大興奮でした。


演奏終了後、腹ごしらえのため街の方へ。
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大漁旗が飾られ、お祭りムード満点。
でも人がいませんねえ。
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歩く事十数分、教えてもらった手打ちのおそば屋さんに辿り着きました。
演奏後のためと強烈な日射で汗が引きません。
このままいたら一夜干しになりそう・・・。
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このお店はメニューがなく、あるのはこの一品だけ。
オーダーする時は数だけ伝えます。
これは二つ(一つでは少ない)
ぶっかけそばの要領でいただきます。
この汁が独特で、明らかにカツオ出汁とは違う今まで経験した事のない風味でした。

お店の人に尋ねるとこれはアゴダシだと。
こっちが疲れているからアゴダシではなく、アゴというのはトビウオの干物。
なあるほど、それでこのちょっと煮干し系の出汁なる事に納得。
ソバを平らげてそばつゆをそば湯で割っていただくのは至福の時間でございます。
我々二人の後に三人のお客さんが来ましたがそこで打ち止め。
ソバがなくなり次第閉店だそうでいやはや危なかったなあ。

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街はレトロな雰囲気満開で、昔の繁栄が偲ばれます。
これは郵便局でしょうか、今は閉まっちゃってました。
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佐渡牛乳。
牛乳箱自体が貴重な存在ですね。

この後、またフリンジの会場に戻りいろいろな祭事を楽しみました。


つづく