三宅島芸能同志会の三宅太鼓もゲストで呼ばれておりこれははずせません。
入場整理券が配られ、城山の小高い丘のかなり急峻な坂道を頂上目指して登って行きます。
主催者側の沢山のボランティアの方々が誘導していて事故がないように気を配っていました。
暑い中ご苦労様です。
演奏風景は撮影禁止のため開演前の一枚。
ステージはバックが抜けており、色濃い緑の森が借景となっています。
日が落ちると開演。
舞台後方より鹿踊り(ししおどり)が入場。
神に近い存在を感じ、場の雰囲気が一変、これはいい演出でした。
市長、玉三郎の挨拶。
しかしいつの世も市長の話と言うのはつまらない・・・。
演奏は舞台からの距離が少々あったので、太鼓そのものを体感するまでいたらず。
それでも鼓童の演奏は超一流です。
演奏中腹立たしい事が一件。
近くの席で演奏中にもかかわらず携帯で大声で話をしているオヤジがいたこと。の○るが、の○るが、・・・と騒いでいたので出演者の親か親戚か。辺り構わず大声でまくしたてているのはまったく迷惑この上ない。周りの人も実に迷惑顔で睨みつけているのにいっこうにお構いなし。の○る君もこういう無作法な縁者を持って恥だと思いなさい。舞台上で礼儀正しくとも舞台の外で関係者のため迷惑している観客がいること、事実なのであるから。演奏最後にまた鹿踊りの三人が同じように登場、舞台を抜けて森の闇に消えて行く演出は秀逸。皆さん演奏の余韻にひたりながら下山したのでありました。予約をした上で太鼓に自由に触れる事ができます。会期中、いろいろなイベントも用意されているようでした。原木をくり抜いた大太鼓が二台設置されておりました。きれいに成形せず、切り株、木の形そのまま革を張ってあります。太鼓は丸いもの、の常識を覆す象徴のように感じました。常識に捉われない精神、大事にしたいものです。この近くに鼓童村があるのですが、看板もひそかにはずされており一般の来訪があるのは避けているのかも知れません。それから宿へとカエルと・・・。
つづく