HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

三宅考79 右手の脱力打法

本日の三宅の稽古、自分なりのテーマは姿・形を整えてみる、でした。

音はそこそこ出るようになってきたので、見て美しい姿、かっこよい形を追求してみようかと。

左手の挙げ、腕をまっすぐ上に突き上げる。

すばやく右肩に背負う。

肘が下がらないように注意をしながら十分溜めて打ち出す。

打つ瞬間に手を握る。

右手は左を打つ時に体を開いて左右のバランスをとる。

バチ先を落として肘から太鼓に向かう。

ここは力を入れないで、太鼓にバチが当たる時に握り込む。

この動作がバチ先にスピードを与える事になり、握りこむ事でしっかり打ち込める。

打ち込むというより叩き込むという表現の方があたっているかも知れません。

打ち込んだらバチ先が地を這うように戻る。

この時も手首が先行する事で動きに優雅さが加わります。

これらをなるべく大きく見せるよう心がけます。

太鼓は力ではなく振りのスピードで音を出す。

今日の稽古の課題はそれでありました。