HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

三宅考110撥落とした

三宅の稽古、最近は自宅からスクーターで行きます。
 
本日練習会場に着いたらカバンに入れたバチが一本無くなっていました。
 
小さなカバンだったのでバチが頭を出している状態で、どこかでカバンからすり抜けたようです、ショック。
 
稽古場の貸しバチで事なきを得ましたが、こういう失敗を繰り返しながら人は賢くなって行くものであります。
 
バチはきちんと撥袋に入れる、カバンは見えるところで背負う、等々学習すべき点がいくつか・・・。
 
 
さて、三宅の稽古ですが借りたバチは自分のものより数段軽く、細いものでした。
 
音が出せるのか不安でしたが、今回の自分の目標、「あわてずしっかり打ち込む」を実践しました。
 
左を打ち込むと同時に体を開く、その時右手は上の方へ。
 
体を開く動作を意識する事で打った瞬間、動作が止まり見得を切るようなかたちをとる事ができます。
 
この時にバチを返すタイミンが早いというのと、右手は肘から打つ、との指摘を受けました。
 
軽いバチにも拘らず音はかなり出るようになりました。
 
打ち込む瞬間に皮をパンと打つ破裂音と次の瞬間のドシッという重い音が聞こえてくるようになりました。
 
やはり音が出ていない太鼓は振り向く事もかなわず、大勢の打ち手の中に埋没してしまいがち。
 
音が出ていると、どこからだ?と思わず目が追います。
 
その意味では三宅太鼓は音の太鼓だと思います。
 
音が伴わないといくら姿かたちがよくても魅力的な太鼓になりません。
 
本日の教室はシンガポールとオーストラリアの教室から参戦している方たちがいて、とても盛況でした。