今回のメインイベント、扶桑太鼓の演奏会場の伊予市へ向かいます。
今回は30周年記念演奏という事で道後温泉をおまけとして会場に足を運びました。
駅からは徒歩で会場の市民会館へ、思ったより近くにありました。
会場では懐かしいブログ仲間の面々と顔を合わせる事ができました。
と言っても普段ブログで行き来しているので懐かしさは本物にご対面という点だけか^0^)
会場では懐かしいブログ仲間の面々と顔を合わせる事ができました。
と言っても普段ブログで行き来しているので懐かしさは本物にご対面という点だけか^0^)
開演までに時間があったので町をぶらぶら。
写真は宮内小三郎邸。江戸後期に建てられた商家であります。
左下には愛媛県随一と言われるうだつ。
延焼防止の役割があると同時に富の象徴ともなり、
成功しない事を、うだつがあがらないという語源になったものです。
左下には愛媛県随一と言われるうだつ。
延焼防止の役割があると同時に富の象徴ともなり、
成功しない事を、うだつがあがらないという語源になったものです。
港のほうには製材所があり、木の香りが漂う。
町を港まで一巡りしただけで小さな魚屋が三軒もあり
地のいきのいい魚が並んでいました。
あじやほうたれいわし、とらはぜ、かわはぎ、たい、かれい、えぼだい・・・。
どれもまるものが殆どで、当たり前だけれど魚の形をしています。
大きさもばらばら、これこそがまさに本来の海の幸の姿なのかも知れない。
規格に合わない魚は価値がないとくだらない事を言っている都会の連中に
猛省を促したいところです。
東京ではもう路面の魚屋自体が珍しい。
地のいきのいい魚が並んでいました。
あじやほうたれいわし、とらはぜ、かわはぎ、たい、かれい、えぼだい・・・。
どれもまるものが殆どで、当たり前だけれど魚の形をしています。
大きさもばらばら、これこそがまさに本来の海の幸の姿なのかも知れない。
規格に合わない魚は価値がないとくだらない事を言っている都会の連中に
猛省を促したいところです。
東京ではもう路面の魚屋自体が珍しい。
さて、そろそろこの町の太鼓をみに行きますか。
会場の市民会館はすべての席が傾斜しており、どの席からも舞台がよく見える構造。
そうこうしているうちに演奏が始まる。
そうこうしているうちに演奏が始まる。
桶胴太鼓の伏せ打ち、マレットを使った太鼓や銅鑼の響き、
撥で太鼓の胴を打つ音、太鼓の鋲を鳴らすしぐさ、鉦のソロ、
野太い笛の音(微妙に音程をずらす宗家の奏法は伝承していないのかも?)
一糸乱れぬチームワーク、天野宣氏の流れを汲む、
太鼓にこだわらない貪欲なまでの音の追求、すべてが懐かしくも新鮮。
撥で太鼓の胴を打つ音、太鼓の鋲を鳴らすしぐさ、鉦のソロ、
野太い笛の音(微妙に音程をずらす宗家の奏法は伝承していないのかも?)
一糸乱れぬチームワーク、天野宣氏の流れを汲む、
太鼓にこだわらない貪欲なまでの音の追求、すべてが懐かしくも新鮮。
以前はなかった三味線の音も加わり、また表情が豊かに。
今回初舞台の鼓若連の子供たちもしっかりと打っていました。
打つときに同時に掛け声を出すのは難しいはず。
打つときに同時に掛け声を出すのは難しいはず。
中高生たちの太鼓はちょっと中途半端だった印象かなあ。
屋台風の打ち方をしているのですが、精魂尽き果てるまで
打ち込んでいるようには見えなかったし、
かといって絶妙な音創りにトライしているようにも感じられない・・・。
これではよくある普通の太鼓ではなかろうかい。
いや普通でもいいのだが、世の中に普通の太鼓は蔓延しているわけで、
うまいへたに関係なく聴衆に何らかの感動を届けるべき演出が必要かとも思う。
それでも将来が楽しみな若者たちの姿がそこにありました!
屋台風の打ち方をしているのですが、精魂尽き果てるまで
打ち込んでいるようには見えなかったし、
かといって絶妙な音創りにトライしているようにも感じられない・・・。
これではよくある普通の太鼓ではなかろうかい。
いや普通でもいいのだが、世の中に普通の太鼓は蔓延しているわけで、
うまいへたに関係なく聴衆に何らかの感動を届けるべき演出が必要かとも思う。
それでも将来が楽しみな若者たちの姿がそこにありました!
後、同じ意味で正直笛の合奏はもう少し時間をかけるべきかと。
太鼓の出来がすばらしいだけにこれは少々惜しまれる・・・。
太鼓の出来がすばらしいだけにこれは少々惜しまれる・・・。
今回はなぜか撮影禁止との事なので演奏に関わる画像は何もありません。
私なりにこの扶桑太鼓の楽しみ方に目をつぶって聴くというのがあります。
通常の太鼓はその動きで見た目でごまかされる場合も多く、
目をつぶると意外につまらなかったりしますが、
扶桑太鼓は音の構成がすばらしく、目をつぶっていても十分楽しめるのです。
目をつぶると意外につまらなかったりしますが、
扶桑太鼓は音の構成がすばらしく、目をつぶっていても十分楽しめるのです。
その音の粒立ちや、一音一音を耳で噛みしめて(?)いると、
いかに厳しく研鑽を積んでいるのかがよくわかります。
いかに厳しく研鑽を積んでいるのかがよくわかります。
これが果たしてアマチュアの音なのだろうかと疑わしくなるくらい。
よくあるドラマーのような太鼓集団でもない、和太鼓の裾野を広げる団体だと思います。
よくあるドラマーのような太鼓集団でもない、和太鼓の裾野を広げる団体だと思います。
今回の旅の目的を達し、ほくほくした気持ちでまた松山に戻りました。