HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:三宅考

太鼓は脱力?!

いかに力を抜くか。

三宅は横打ちのため、左右の手の振りが違います。

振りに気をとられていると音が出ません。

音を出そうとすると振りがおろそかになります。

先日も講習の中で、音を出そうとする必要はないと言われました。

振りができれば音はそれにつれて出るようになると。

音を出すためには太鼓を打つ、というよりは太鼓に当てる、

という感覚ではないかと思えるのです。

左手は首に巻きつけるようにして構え、ぜんまいバネがほどけるように

バチにスピードを載せて行く。

その時に腰のひねりも少々加わる。

右手は、直立したバチがいったん折れるように肘に向かい、

野球の投球のようにスナップをきかせつつバチを当てて行く。

体重も左へ、太鼓に向かって重心移動。

そう、決して打つ、という感覚ではなしに、当てて行く、という感覚。

力ではなくバチ先のスピードをいかに効率よくあげるか、という事の様な気がします。

今は、左手右手左足右足、それに頭の中がバラバラになってます。

これは時間をかけて一つずつ体に覚えさせて行くしかないようです。

オソロシや三宅太鼓。