本日、産能大学園祭での演奏会無事終了しました。
朝からのあいにくの雨模様でお客さんの出足はイマイチでしたが(毎回こんなものかな)
学園祭のテーマ「JOY&FULL」というのは太鼓演奏にぴったり。
新人が増えたにも拘わらず演奏レベルは確実にアップしていると実感できた内容でありました。
たぶん、太鼓を打つ事自体が楽しいと感じる人が増えたのが大きいのでは、と思います。
演奏会に義務感を感じたり、やり方に疑問を感じたり、自信がなかったり、いろいろあるのは当然ですが、そういう事にこだわるよりは太鼓を楽しみたいと思う人が増えた結果だと思います。
人は皆違います。違って当然。でも、その違いにこだわって悩んでいるよりは、一緒にはじけちゃった方が絶対お得です。
太鼓馬鹿加減が太鼓の音にも出てくるものと思います。
不満を感じながら打つ音は楽しくない。
自信がないまま打つ音は消え入りそう。
疑問を感じながら打つ音ははじけない。
太鼓に向かう真摯な気持ち、一打一打を大切に打つ、太鼓の音を最大限引き出すこと、太鼓と自分と仲間を活かすこと、これが太鼓の醍醐味ではないでしょうか。
うまい人もヘタな人もいっしょにがんばっちゃう気持ちは同じです。
がんばっちゃう気持ちは見ている人にもやっている人にも必ず伝わります。
師匠が言っていた「自分の音を聞く、人の音を聴く、お互いカバーしあう」演奏をこれからも目指したいと改めて思った演奏会でありました。