昔の自動車の記憶、エンジンをかけるのにクランク棒なるものを回していたのを思い出しました。
こどもたちがトラックの荷台に乗りたがり、運転手をせがみ倒して希望をかなえたりしていました。
今では完全に道交法違反ですが、まだまだおおらかな時代だったようです。
また、自動車の排気ガスの芳香を求めてトラックの後を追いかけたりしていました。
今では考えられない行為ですが、シンナー遊びの原始的形態かも知れません。
そんな時代、トラックのエンジンをかけるのに助手がクランク棒を車の正面の喉元に突っ込み、それをぐるっと回していました。
今はセルモーターが当たり前になりましたが、人力でエンジンをかけていた時代があった事を懐かしく思い出しました。
調べてみると日本車では1970年頃にはクランク棒は姿を消したようです。
(もっと昔の記憶がありますが・・・)
車のエンジンを手動でかけた記憶はありませんが、オートバイはキックスタートで汗をかいたものです。
押し掛けもできて、便利な事は便利でした。
何もかもが電子化され自動になり、不具合でもシロウトが物理的に介入できる余地がなくなりました。