HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

本日:電気自動車

電気自動車の歴史を調べていたら意外な事実が。

現代のガソリンで走る自動車のエンジンは内燃機関と言われるもので、その登場は1885年、

実は1873年に電気自動車は実用化され、1899年には時速100km超を記録していたとか。

外燃機関と言われる蒸気自動車、内燃機関のガソリン自動車、そして電気自動車と三つの動力源を

持つ自動車の時代があり、19世紀のアメリカでは電気自動車が40%のシェアを占め、

ニューヨークのタクシーはぞの全てが電気自動車だったそうです。


その後、ガソリンで走る自動車がどんどん改良され、時速160kmを超えるものも現れ、

石油業界資本や産油国の思惑もあり、ガソリン車にシフトして行った歴史があるようです。


日本でも石油事情がよくない時代に、電気自動車が発展し、

1949年には3300台の電気自動車が走っていたんだとか。


しかし、石油を軸とする世界的な動きにより電気自動車の開発は衰退、

大気汚染や地球温暖化の問題がクローズアップされるようになり、

電気自動車が日の目をみる事になったそうです。

今ではソーラーカーの開発も行われ、文字どおり日の目を見ています。


石油資本の思惑が働かなったとしたら、電気自動車の比類なき発展があったかも知れません。

人類の歴史は、経済活動と国の思惑に深く結びついている事がわかります。

フクシマの悲劇も国の原子力政策の不幸な犠牲と言えるでしょう。

クリーンな電気エネルギーをアブナイ原子力で生み出さない知恵を働かせるべきと思います。