HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

高校太鼓授業

都立高校の和太鼓授業、年明けの1月11日に最終日を迎えました。

発表会も終わり、「太鼓打つんですか?」という生徒もいましたが、最後の授業、今までやらなかったものを体験してもらおうとメニューを考えてみました。

ずっと横打をやってきたので一般的な打ち方の伏せ打ちを体験してもらいました。

授業で使っている課題曲「歓喜」は、太鼓の様々な要素を入れ込み、基礎打ちの要素も兼ねている元々は伏せ打ちの曲ですが、横打でもできるように手を入れたものです。

 

生徒たちは曲を覚えているので、伏せ打ちチャレンジは初めてだけれど打ち切る事ができました。

 

その後は神着木遣太鼓(三宅)や秩父屋台囃子の1人デモ演奏を観てもらいました。

6時間目は、リズムに乗って打つ太鼓の楽しさを少しでも体感してもらえればと全員で八丈太鼓の回し打ちにチャレンジ。

伝統太鼓そのものを楽しんでもらいました。

 

授業が終わり、帰る準備をしていると、生徒の中でちょっと手を焼く一番やんちゃだった女子生徒が挨拶に来て、授業楽しかった、と言ってくれたのが何より。

 

都立高校で専任講師として5年続けてきたので、継続できるかどうかわかりませんが、継続できれば今後も太鼓の楽しさを伝えられるとよいと思います。