4月から都立高校の和太鼓授業が始まるようです。
今年度は新型コロナ禍で開始は6月になり、授業時間も10分短縮、
文化祭や発表会での舞台演奏の機会もなく、法被にそでを通す事もかないませんでした。
最後の授業で、観客限定での舞台での演奏ができましたが、
残念ながら衣装の法被のクリーニングの予算がないためいつものジャージ姿で。
確かに20人分のクリーニング代となると福沢諭吉(1万円)の登場になるでしょう。
新型コロナ禍で演奏はことごとく中止という事でクリーニングの予算もカットされたものと思います。
さて、来期で4年目となる授業、どんな生徒たちに遭えるのか楽しみです。
●和太鼓は音楽であ~る♪
●音楽は「音」を「楽」しんで「演奏」するものなり
●「演奏」は「演」じて「奏」でるという表現する気持ちが大事
●ただ覚えるだけでなく、自分なりの個性的表現を見つけて欲しい
以上が私から生徒たちに伝えたいものです。
今期は和太鼓部の生徒がいたため、日本の伝統文化という事で、秩父屋台囃子、神着木遣太鼓、八丈太鼓等の実演も行いましたが、来期はどーしたものか・・・。
それと授業の改善ポイントして(生徒にとっては改悪か?)中間試験として筆記試験、総括としての実技試験を設定する予定です。
今期はカメラの前で一人ずつ打ってもらい、成績をつける事をしましたが、
編集した自分の打ち姿の動画を本人にも確認してもらい、向上意欲につながったのではないかと思います。
こうして授業としての方法論もこの3年でかたまってきた感があります。
道筋に沿う部分(定型を覚える)と自由に伸びる部分(創作)があって欲しいです。