先日、道の駅に立ち寄ったところ、B級品と銘打った茄子が売られていました。
どうやってできたかはわかりませんが、皮にアザのようなものがあり、見た目に悪いという事で一般市場に出せない茄子だと思います。
同じ茄子なのに見た目で差別されちゃう、なんか人間と同じような気もしてまいります。
眉目秀麗な人たちはそれだけで「商品価値」があるという事なんでしょう。
ま、見慣れぬものへの警戒感、忌避感は猫やカラスにもあり、カカシを立てて鳥を追うなんてえ手法がありますが、見慣れちゃうとカカシの上で鳥が休憩する事になります。
今後食糧難を解決するであろう昆虫食も同じ。
見た目にキモイ昆虫を口にするのをはばかる人は多いけれど、食べ慣れていないだけの食わず嫌いです。
昔は欧米人からは日本人は魚を生で食べる野蛮人と言われていましたが、刺身、寿司はそのうまさゆえ世界食となりました。
海苔も日本人は不気味な黒い紙を食べている得体の知れない人種と気味悪がられておりました。
要は慣れない、知らないところから来る偏見という事ではないでしょうか。
国会でも問題になっているSDGsも同じかと思います。
少数者への偏見、無理解が差別を生みます。
気味悪がって昆虫を食べないのと同じかと。