土曜日に埼玉で月2回開催している親子和太鼓講座、主に童謡の動画を流しながらそれに合わせて太鼓を打っています。
先日やったうちの一つは「こぶたぬきつねこ」です。
歌に合わせて皆で太鼓を打ちます。
この歌のいいところは輪唱になっていること。
こぶた(こぶた)の(こぶた)を太鼓で打ちます。
こぶた→ドコドン→たぬき→ドコドン→きつね→ドコドン→ねこ→ドンゴン
この後それぞれの鳴き声の、たぬきのポンポコポンがなかなかの難題です。
けっこう早いのでみな打てません。
打てるようになるために、まずは口で言えるようにします。
ゆっくり、ゆっくり「ポンポコポン」を言ってみる。
こどもは恥ずかしがってあまり大きな声を出したがりませんが
ま、無理強いはよくないので少しずつ慣れて行けばよろしいかと。
言えたらゆっくりゆっくりポン ポ コ ポンを太鼓で打ちます。
太鼓ではドンドコドン、右右左右となりますが、初心者にはこの左右の打ち分けが難しい。右手左手なかなか思い通りに打てません。
それでもしばらくやっていると少しずつできる回数が増えて行き、何とか打てるようになります。
やっている事はシンプルながら自分にとって難しい事にチャレンジできるのは太鼓のよさであり、できた時の満足感を味わう事ができるのも太鼓の良さであります。
できないと癇癪を起す子、諦めちゃう子、いろいろなタイプの子がいるので一人一人に向き合って教える必要があります。
ちょっと他の子には申し訳ないのですが、できない子ができるまで付き合うという事も余儀なくされます。
ま、あまり細かい事は抜きにしてリズムを楽しんでもらえばよしとしますが、親御さんも参加しているのでちょっぴり教育上プラスになるような要素も必要かと。