親子講座では童謡の動画を流しながら音楽に合わせて太鼓を打っています。
当然譜面も何もありません。
画面には歌詞が出ますが、それが譜面です。
小さい子は文字も読めない可能性がありますが、童謡を歌いながら太鼓を打つ事を勧めています。
和太鼓は単母音の日本語に構造的にマッチしやすいんだと思います。
講座で使っている教材の一つが「こぶたぬきつねこ」。
こぶた→ドコドン→たぬき→ドコドン→きつね→ドコドン→ねこ→ドンゴン
のようにことばを追いかけて太鼓で打ちます。
鳴き声のところも同じように太鼓の音にします。
ちょっとハイレベルなのはたぬきのポンポコポン。
手が早いので練習しないと打てませんが、ポンポコポン=ドンドコドンをまずは口で言ってみるという風にしています。
ポンポコポン、と言えたらそのままポンポコポンを太鼓で打って見る。
最初はゆっくり、馴れてきたら動画と同じテンポにチャレンジ。
こうしてコトバは太鼓の音に置き換える事ができる事を学びます。
次回は講座開始時に太鼓で挨拶してみるのを取り入れてみようかと思います。
Aこんにちは
Bこんにちは
Aおげんきですか
Bげんきです
ABきょうもたいこをたのしくうとう
ABみなさんみなさんよろしくね
ABみなさんみなさんあ・り・が・と・う~!
ABよっダン!
これを太鼓で
Aドンドコドン
Bドンドコドン
Aドコンコドコドン
Bドンドコドン
ABドーコトコトコトコトコドコドン
ABトコトントコトントコトコトン
ABトコトントコトンドンゴンドンゴントロ~~
ABよっダン!
という具合です。
和太鼓は基本的に口伝だったのでそれを踏襲しておきたいと考えています。