以前、スリランカに太鼓演奏に行ったおり、現地の子供たちと太鼓での交流をできたらとの思いから演奏会とワークショップを企画しました。
日本語の挨拶を基本とした太鼓の曲で、太鼓を打ちながら日本語の挨拶を覚えちゃおう、という内容です。
音楽は現地の言葉と密接な関係があると言われ、日本語は単母音で構成されるものが多いため太鼓の音もそれに準じているように思います。
英語のラップミュージックを日本語でやると、なんとなくべチャッとした印象があるのはそういうところから来ているのかも。
短母音という事は太鼓の音になぞらえるのが比較的容易です。
さて、どんな曲かと言うとABで挨拶を交わします。
A「こんにちは」ドンドコドン
B「こんにちは」ドンドコドン
A「お元気ですか」ドコンコドコドン
B「元気です」ドンドコドン
・・・というもの。
結果、現地の子供たちは日本語の挨拶と、太鼓をすぐに覚えてしまいました。。
新コロナで出かける事もなくヒマなのでこれを応用した発展形を考えてみました。
太鼓のワークショップで使う時には
A「お元気ですか」に問いに応える
B「元気です」
をその時の気分で音を出してもらうのがあるのではないかと。
例えば
B「元気じゃない」トントコトン
と元気のない音を出す、とか
B「ハイ元気!」ドコドンド
と目一杯音を出すとか、音で自分の感情表現ができる事を太鼓で体感してもらう。
このほかいろいろな展開が考えられると思います。
例えば
「元気元気元気元気」ドンド/コンコ/ドンド/コンコ
「元気出して元気出して」ドンドコドコ/ドンドコドコ
とか。
ただいま譜面作成ソフトと格闘中です。