HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓でじゃんけん

19日、20日と日本太鼓協会公認指導員会北支部と東支部の合同太鼓まつりで茨城に行っておりました。

私が担当したのは太鼓でじゃんけん大会という太鼓体験のコーナー、こういう機会に一般の人たちに太鼓を経験してもらおうという企画の一環でやっています。

今回は酷暑の中、12時半から約30分、ステージに上がって太鼓を打ってもらいました。他所でのイベントと重なったとの事でほとんど関係者となりました。

 

まずは呼び込み。337拍子を打ちながらステージに誘導。

人数が大体揃ったところで皆で337拍子を打ちます。

子どもたちの中には337が打てない子も何人かいましたが、各太鼓を回り実際に打って見せながらやると打てるようになりました。

大人は337拍子を知っている人が殆どなので最初から打てていました。

しばらく続けて音が揃ってきたところでだんだんテンポアップ。

打てないくらいテンポがあがったらロールへ移行、音量を上げたり下げたりをしながら最後に皆でいよーっドンで終わります。

 

これは皆、太鼓を打ちたい!という思いでステージに上がっているのでまずはその欲求を満たすという流れになっています。話よりも何よりもとにかく打っちゃうという事です。皆で音を揃えて打つ、という太鼓の楽しさの第一歩。

 

一通り打ったら、次は太鼓でじゃんけんの説明。

まずはグー、両手で太鼓を一発打ちます。

できたら次パーを。パーは太鼓を打たずにバチを握っている手を緩め、手を胸の高さに上げます。

グーパーの動きをしばらくやって、これが太鼓の極意の一つである事を伝えます。

打つ時はグーで締める、打たない時はパーで緩める。

さて最後のチョキは?

太鼓は縁も打つので、チョキは両手で縁打ち。

これでグーパーチョキの出し方がわかったのでしばらくその練習。

グーパーチョキそれドンサッカン、グーグーパーそれドンドンサッ、チョキグーパーそれカンドンサッ、・・・太鼓でグーチョキパーに慣れたらいよいよ勝負です。

ステージの上手組と下手組に分け、向かい合わせにした太鼓2台を挟んでそれぞれ一列に並びます。

まずは講師の見本を。

最初はグー、じゃんけんポン!あいこでしょ、パーの勝ち、お次は誰だお次は誰だ、とはやしながらじゃんけんゲームをします。

勝ったら居残り、負けたら交代、負けても参加賞のお菓子をもらって退場、勝ったら勝った分だけお菓子を貰えます。

そんな形で熱戦を広げました。

 

今回で30分程度の太鼓体験とじゃんけん大会の雛型ができたように思います。