ビッグモーターの酷い内外告発が続いております。
見えてきたのは、創業者であるカリスマ社長の息子が経営に携わるようになり、取り巻き連中と常軌を逸した企業風土を作り上げたところからおかしな事がまかり通るようになった事。
過剰なノルマが課せられ、ノルマを達成できなければ即降格左遷の憂き目を見る。
環境整備という異常なまでの社内検査、そうして無理に作った売り上げを社員には高い報酬で還元していたようだ。
ノルマ達成のため社員の手段を択ばない暴走が始まる。
企業の社会的責任の放棄、自らの地位を保つための売り上げの前に善悪の見境がつかなくなり、悪い事とは知りながら自らの倫理観を麻痺させて行く。
テレビコマーシャルでよく流れていた「車を売るならビッグモーター」は「魂売るならビッグモーター」という超ブラック企業に。
それにしても元凶の副社長とその取り巻きはまったくの雲隠れ。
ひたすらほとぼりが冷めるのを待っているのか・・・。