高校の和太鼓授業、課題曲「歓喜」のパート1はほぼマスターしている状態に仕上がって来ました。
「歓喜」は一人ずつソロ打ちを回して行くところがあります。
これを話すと時間かかってしょうがないでしょ、と言われますが、ソロの時間は一人4秒ほど、4秒×23人で92秒、約1分半あれば回ります。
ソロ打ちはいきなりはできないのでヒントを与えながら少しづつ練習しています。
休み時間は太鼓を自由に打ってよい事にしていますが、休み時間に二人のネパールの女子生徒が歌を歌いながら踊っていました。
ソロ練習の時にその子たちに、さっき踊っていたのを太鼓で打ってみるように言いました。すると二人は踊りながら実に楽しい太鼓を打ってくれました。
その姿を皆に見てもらい、ソロは何の制約もなく自由にやっていい事を伝えました。
それを隣でみていた子も同じ様に体でノッテ打つようになり、踊るだけの子も出現。
ソロは何をやっても自由、太鼓を打たなくてもとにかく自己表現をする事、がソロ打ちの命題です。
まだまだ全体の動きが乏しいので、演奏=演じること、目に見える動き、演奏=奏でること、音を伝えることが大事、動きで表現、音で表現する事に注力するよう伝えました。
もっともっと動きと大きな音が出てくればもっといい演奏になると思います。
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