高校の和太鼓授業、夏休みが明けての初日でした。
休みで皆忘れているんじゃないかと恐る恐る課題曲の「歓喜」を演奏してもらいました。
多少おぼつかない所もありましたが、とても良い出来で一安心。
やっぱ若者はちゃいますなあ。
10月5日(木)に、2年生に向けて伝統文化授業の発表会があり、和太鼓もステージに上がります。
この日は和太鼓以外に津軽三味線、琴、茶道、陶芸、草木染め、合気道、空手、囲碁、将棋、アニメ、と10の授業の発表があり、これを観て2年生は次年度の授業を選択する事になっています。
今回は5時間目は主に通し練習とソロの練習を行い、6時間目は舞台に太鼓を上げ、本番仕様で演奏、それをビデオ撮りしたものを皆で鑑賞しました。
テイク1,テイク2と撮り、持ち込んだ大型テレビで自分たちの演奏を見てもらいました。
自分の打ち姿を観るのはとても大事で効果的かと思います。
手が上がってないなあ、とか動きが小さいなあ、とか動きがバラバラだとか、一目瞭然です。
その後、生徒の方からもう1回やりたい(これはリベンジか、いい傾向!)との声が上がり、反省を踏まえて最後にもう一回演奏して終りにしました。
太鼓は演奏するもの、演じる=見た目のアピール、奏でる=音でのアピール、両方あっていい演奏になる事を再度伝えました。
ソロでいい動き、楽しい動き、個性的な音を出している生徒は名指しで褒めます。
ソロでリズムが取れない男子生徒には極々シンプルな打ち方を伝授します。
その結果とてもいい感じになりました。
後、舞台の配列は従来通りやっていたのですが後列がどうしても観にくくなります。
次回は締め太鼓と2列目を舞台下に、後列を舞台に上げてやってみようかと思います。