都立高校の和太鼓授業、課題曲の履修は順調に進み、目標としているパート1の最後までいきました。
初めから通しでやってみて、8割9割できています。
今までで一番進展が速いかも知れません。
今期の生徒たちは覚えが速く、休み時間も熱心に自主練する子もいます。
曲が打てないとやる気にも影響してしまう事もありますが、呑み込みの早い子が他の生徒にレクチャーしてくれたり、とてもポジティブ、その分進捗が早くなります。
曲を覚えるのも大切ですが、課題曲「歓喜」には声の合図、きちんと構える、打ち始めの静寂タイムを作る、横の重心移動、クレッシェンド、デクレッシェンド、掛け合い、掛け声、テンポキープ、メリハリ、縦の重心移動、等々太鼓を打つ重要な要素が盛り込んであります。
それらを説明しながら実演しながら進めています。
今回から太鼓の配置を変え、大太鼓と締め太鼓がお互い見えるようにしました。演奏形態だと締め太鼓が最前列で、大太鼓の指導時にそれを背中で聴くカタチになり一体感が阻害されるように感じた結果の処置です。
今期はなによりも楽しんでやってくれる子が多いので雰囲気も明るくとてもいい感じ。
パート1が終わるといよいとソロフレーズ作りに入ります。
どんな個性的なソロを創ってくれるか、楽しみです。