ロシアのプーチン大統領が演説を行い、愛国者の行いという言葉でウクライナ侵攻を正当化しようと躍起になっている感があります。
しかし、彼の言っていることは国を愛するという事ではなく、自分の政権を愛せと言っているようなもの。
政敵を粛清し、自らの権力に沿うよう憲法を改正し、反プーチン勢力はかつての秘密警察が行ったと同じように排除、国営放送を使って国民を洗脳している。
プーチンの「ウクライナはロシアの一部であり全体でもある」という妄信に近い歴史観によって起こされた正義の侵略戦争、ロシア国民がこの悪夢から目覚める時、他国の主権を踏みにじって侵攻した不正義の侵略戦争で命を落としたロシア軍兵士の母親は何を感じるのだろう。
国のために戦って死んだ愛国者だったと誇らしく思うしか救いがないのかも。
戦争の英雄とはいかに(敵国の)多くの人間を殺したか、で評価されるところがあります。
その意味でいえばプーチンは大英雄に間違いはないでしょう。
愛国の名の元、自国の人間も結構殺しているとも思います。