HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

歴史的領土

ロシアのプーチンウクライナに侵攻して2年が経とうとしております。

プーチンは特別軍事作戦とか言ってるけれど要は他国への侵略でんがな。

当初は電撃作戦でウクライナの首都キーウを陥とし、ロシアの傀儡政権を樹立してウクライナをロシア領土に組み込むつもりだったのでしょう。

そんな事をしらされないままウクライナに攻め入ったロシア軍、ウクライナの頑強な抵抗にあい、手痛い損害を出し続けております。

恐らく30万人程の戦死者を出していると思われます。

ロシアの戦争の仕方は人海戦術で数で押し切ろうといういうもの、刑務所に収監されていた囚人を生きて帰ったら無罪放免という条件で最前線に送り込み文字通り肉弾として使用、人の命など戦争の道具としてしか捉えていないのでしょう。

プーチン曰く、ウクライナは歴史的にロシアの領土であり、それを取り返すのは当然という論理で自国民他国民の命を奪っております。

歴史的に見て自国の領土という主張に、モンゴルの元大統領が、そんな事言ったらロシアだってモンゴル帝国の領土だった歴史があるよ、と言ったそうな。

今もくすぶり続ける中東問題、パレスチナの地は2千年前はイスラエルの領土だったという論理がまかり通って、一旦滅んだイスラエルという国が国連によって承認されてしまったところから諍いが絶えません。

パレスチナにとっては入植者イスラエルは侵略者以外の何者でもないでしょう。

 

コロンブスによって新大陸が発見された、というのも考えてみれば妙な話で、南北アメリカ大陸には先住民がおり、インカ帝国という立派な国家も存在しておりました。

結局西欧文明国家に滅ぼされますが、一体どちらが野蛮だったのか・・・。

 

今も世界各地で戦争が行われています。

露中北鮮は誰が見ても専制国家でしょう。

人権や言論の自由が国家によって制限されております。

ウクライナとロシアの戦争は、まるで古代のギリシャペルシャの戦いを彷彿とさせます。

個人の自由を重んじる民主国家と体制のために自由を制限する専制国家、

主義主張の違いや宗教が絡んで憎悪の連鎖、報復という殺し合いが絶える事がありません。

日本も竹島尖閣列島北方四島など歴史的領土の火種を抱えていますが大丈夫?

悲惨な犠牲の上に憲法で戦争を放棄した日本、コソコソとなおかつ堂々と政治の裏金作りにいそしんでいる場合ではないでしょうに。