HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:コンテストと演奏会は別物

太鼓コンテスト、出演者は優勝目指して持てる力を最大限発揮しようと迫力ある演奏を繰り広げます。

日頃の練習の成果が見て取れる演奏はとても素晴らしい。

と、言いたいところですが、力が入っている演奏が続くと最後の方は騒音にも似た響きに。

これは1チームもしくは一人一曲だからそうなってしまうものと思われます。

例えば1チームで3曲の演奏会であれば、出演者はその構成を考え、

観客に楽しんでもらう変化のある太鼓を披露できるのではと。


それでもコンテスト用の1曲でも観客に楽しんでもらえるものができるのではないかと思います。

コンテストでは大体一曲4分〜5分、巷の歌謡曲(歌謡曲?)が3分くらいと考えると

そこに起承転結を盛り込めると思います。

出だしから最後まで全力疾走の太鼓は見ている方もやっている方も疲れます。

イントロ、主題の提示、サビ、エンディング、緩急、緊張、弛緩、繰り返しなど

一曲の中で音楽的要素での構成は可能かと。

今までのような迫力のみで押しまくる太鼓は曲がり角に来ているように思います。