太鼓のいろはの「ろ」 【ロボットはいただけない】
太鼓は音楽であるので、感情の発揚も必要に思います。
本格的なAI時代到来、AIを駆使したあたかも感情を持つかのようなロボットも出現、
人とロボットの感情の境界が融解しつつあるようにも見受けられます。
しかしながら、いかにも感情があるように見えてもそれはあくまでもプログラミングの線上にあるもので、人間側の錯覚がそうさせているのだと思います。
今の所、太鼓はアナログ楽器で、人が生み出す肉体的表現が魅力ともなっています。
意志を持った感情表現、それが根底にないロボットのような演奏はいただけないと思う次第。
太鼓は音楽、音楽を奏でる以上は「感情的に」なりなはれ、という事であります。