太鼓祭り西日本大会、ジュニアの部で気がついたこと。
そのチームで伝統的あるいは慣習的に使われる器材がある場合がありますが、太鼓の音作りを考えた場合
その器材の音が必要なのかどうかも熟慮する必要があるように思います。
今まで使っていたからと、何気無しに使うのは考えもの、
今回は鉄筒と言われる器材にその例が見られました。
演奏では鉄筒の音が立ち過ぎて、太鼓の音と遊離、全体の音のバランスを崩している印象を受けました。
また、ジュニアの部で5尺の大太鼓を打っている団体がありましたが、
5尺の太鼓は大人でも鳴らすのは難しく、音的にはないのと同じになってしまっていました。
各器材の特質を活かしたチームには今後の方向性を見たような気がします。
必要な音、求められる音を出すために器材を選定する、
器材特有の音を活かし切る、そうしないとチコちゃんに「ボーッと生きてんじゃねーよ!」と
叱られそうです。