HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

創作盗作:ウソップ物語「旅人達と熊」

イソップ寓話 旅人達と熊より
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仲のいい旅人二人が連れ立って山道を歩いていましたとさ。

すると突然二人の目の前に大きな熊が現れました。

一人はあわてて近くの木に登り身を隠しました。

残された一人はどうしようもできないのでその場に倒れ込んで死んだふりをしました。

熊は死んだ動物も食べるため、悲しきかな、旅人の命運はそこで尽きてしまいました。

これを見ていたもう一人の旅人はあまりの恐ろしさにお漏らしをしてしまいました。

その臭いに気が付いた熊はザッザッザッと木を登ってもう一人の旅人も餌食になったと。

とっぺんぱらりん。

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原作では死んだふりをした旅人の耳の辺りの臭いを嗅いでいた熊はそのまま立ち去ってしまい、
その様子を木の上から見ていたもう一人が木から降りて来て、
一体熊は君に何をささやいていたんだね?と尋ねたところ、
友人を見捨てて一人逃げるような奴とは旅を続けるな、と言われたよ、と答えたとなっています。


この物語が元凶で死んだふりをすると助かる、という誤った認識も広まったとか。
この秋、日本でもあちこちで熊が出没しました。
熊と遭遇した時、死んだふりをしているとほんとに死んじゃうので、
後ずさりしながらその場をそっと離れるのがよいとされています。
また、熊は木登りが得意で、木の上に逃げるのは自殺行為だそうです。

山中で突然出くわすと向こうも驚いて襲って来るとの事なので
遠くからこちらの存在を知らせるべく、鈴などを鳴らしながら歩くとよいとか。