HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

あなたならどーする?

あなたならどうする、いしだあゆみの唄声が懐かしいなかにし礼作曲、筒美京平作曲の歌謡曲

嫌われてしまったの 愛する人
捨てられてしまったの
紙くずみたいに
私のどこがいけないの
それともあの人が変わったの
残されてしまったの 雨降る町に
悲しみの眼の中を あの人が逃げる
あなたならどうする
あなたならどうする
泣くの歩くの 死んじゃうの
あなたなら あなたなら

私のどこがいけないの
それとも誰かを愛したの
忘れられてしまったの 愛した人に
何が出来るというの 女がひとりで
あなたならどうする
あなたならどうする
泣くの歩くの 死んじゃうの
あなたなら あなたなら

 


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あなたならどうする、の部分が印象的なよくある失恋の歌ですが

個人的には「人生を主体的に生きる」、というメッセージ性を感じます。

 

世の中には準クレーマーみたいな人がたくさんいて、そういう人たちはクレームをつける事で正義を代行していると勘違いされているようなところがあります。

この手の準クレーマー撃退方法として有効なのが「あなたならどーする」。

準クレーマーはクレームをつける相手がいないと存在できません。

宿主がいないと存続できないウィルスと同じようなものかも。

クレームをつけてきたら「おっしゃりたい事はよーくわかります。じゃあその問題を解決するのにあなたならどーする?」というと大概おとなしくなります。

なぜならばそもそも解決案など考えておらず、クレームをつけたいだけな場合が多いので。

そういう意味で「あなたならどーする?」という問いかけはあんたは主体性を持って生きているの?というものに通じるのではと。

 

なかにし礼は作詞家としても沢山のヒット曲を遺しています。

そのうちの一つ、黛ジュンのデビュー曲「恋のハレルヤ」が実は強烈な反戦歌だったのをテレビ番組で知った時は本当にショッキングな事でした。

 

そんな経緯を知ると「あなたならどうする」も深読みしたくなります。