太鼓が初めてという人ばかり総勢100名ほど。
講師は太鼓協会スタジオ専属講師の先生一名、30人ほどのグループに分けて
10分交代で全員に打ってもらいます。
用意した太鼓は19台、一台に二人ずつついてもらい、教本基礎打ちの一番を。
初心者にありがちなナタを振り回すようなスタイルで打つ人が多く、
実はこの打ち方を矯正するうまい方法を見つけたいと常日頃から悩んでおります。
それでも皆さんとても熱心で、各グループ4回基礎を練習して最後は超簡単な曲まで
なんとか辿り着きました。
しかし、この超簡単な曲というのがまさに曲者で、今迄やってきた基礎練とは別物の感があり
短時間でそれを頭に入れるのは高齢者に撮ってとってもハードルが高いものなんですね~。
とにかく覚えられない、これは高齢者の特権みたいなもので太鼓も同じです。
あまり複雑にせず、シンプルでわかりやすい順番、それでいて皆で打っている楽しさを
味わえるような構成がよいのではと思います。
講習の終わりに、お手伝いに参加した指導員6人で演奏を披露しました。
平日の昼間とあって集まれる人は限られていますが、
今回やった基礎打ちをアレンジしたものと三宅をやりました。
準備期間は一週間くらいで、構成や全体のイメージをラインで連絡を取合い、
文字ではわからないので絵コンテを描いて共有しました。
当日集合して、15分程場当たりとリハをちょこっとやって本番、
紹介とか抜けちゃったところはありましたが、一回も合同で通し練習をしなかった割には
致命的な破綻もなく、なんとかやり遂げました。
公認指導員team集のコンセプトは
「t=太鼓でe=笑顔a=集まれm=みんな いつでもどこでも誰とでも」
なのでそれが実践できるようになればよいなあと。