15年苦楽を共にした篠笛に代わって、二代目の新参者登場。
一代目は初めて手にした竹製本管、篠笛を始めるにあたってわけもわからず購入したものでした。
七本調子唄物と言われるドレミ調の調律笛、
笛には古典調と唄物とがあり、前者はお囃子や伝統系の曲で使われる笛、
後者はドレミ音階の音が出せるので現代曲も吹けます。
◯本調子は一本違うごとに半音ずつ音の高さが異なります。
八本調子はC管で、ドレミのドが基本となっています。
伝統系では六本調子が使われる事が多いようです。
古典調はそれぞれの地方によっても音階などが異なり、
一本ずつ同じ音が出せるとも限りません。
大体揃っているというアバウトさがいかにも日本らしい。
さて、新しい笛、吹き込む事で音も変わって行く事でしょう。
初代も割れこそ入りましたが音は出るのでまったく引退という事もないでしょう。
なんといっても長いおつきあいですから。