便利さや 知識が増えて 知恵が減る
世の中いろいろ信じられないくらい便利になりました。
通信手段の飛躍的な進歩で、スマホ1台あれば何でも検索、
料理の献立・レシピから交通手段、時刻表迄ありとあらゆる情報が瞬時に手に入ります。
行った事のない場所の観光案内やグルメ情報、コインパーキングから
最寄りのバス停なんかもすぐにわかります。
コインパーキングなど、リアルタイムで空き情報なんかもわかるので助かります。
紙情報の時代では考えられませんでしたね~。
また、料理の世界もとても便利になり
スーパーの棚にはありとあらゆる料理の素が並びます。
これは結構本格的な味が苦労無しに作れ、調理の創意工夫は殆ど要りません。
カレールーなどは昔からあるその手の代表格。
あの味をゼロから再現して見なはれ、と言われても何をどうすればよいのやら。。。
八宝菜の素、マーボー豆腐の素、同じ事が言えるのでは?
世の中が便利になればなるほど人は自分で考える事を放棄しているのではとも思えます。
お米を洗えと言われ、洗剤で洗っちゃう人がいたりとか、
乗り換えアプリだけで済んじゃうため地理的にどこへ行ったかがわからないとか、
局部的な知識が豊富になる一方、情報を組み合わせて活かすという知恵が
働かなくなる可能性が高まるような気がしています。