HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

川柳:消費期限


 スーパーで掘り出し物を 捜す人 

 スーパーで 掘り出し 物を捜す人 

消費期限、あるいは賞味期限を気にしない人は例外的な存在だと思いますが

スーパーに行くと執拗に棚の奥から商品をほじくりだしている人を見かけます。

そこまでやるか、とも思いますが自分が買うときも

すぐに使う物はあまり気にしませんが買い置きする時はなるべく新しい物を選びます。


消費期限の表示がされていなかった時代、消費者は自分の目利きで品物を選んでいました。

消費期限や賞味期限なんぞ殆ど気にしていなかった・・・。


消費期限切れのものは売る事ができず、廃棄処分されます。

廃棄食品は年間1700万トンもあるとか。

その一部が市場に流通していた事が発覚、カレーショップのビーフカツですね。

これは製造過程で機械のプラスチック部品が混入している恐れがあるということで

廃棄されたそうですが、なんやかやで膨大な食材が毎日のように廃棄されています。

地球上には飢えで死んで行く人たちがたくさんいるのにもったいない話だと思います。


食料は自分たちが必要な分だけ手にする、という原始経済から

食料生産がカネのためという市場経済になって地球のバランスが崩れ始めたのでは?

 人類の 消費期限は いつの日か 

ちょっと背筋が寒くなったりします。