HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

サスティナビリティ

大量に 作り使うは 罪作り

 

人類の大量生産・大量消費の生活習慣にはそろそろおさらばする時かも知れません。

高度経済成長時に消費は美徳だ、と言われた時代もありましたが、

奇しくも今回人類を襲っている新型コロナ禍により、その動きに制限がかかりそうです。

大量消費礼賛時代はモノ的に豊かさをもたらしましたが、その過度な経済活動のひずみは地球環境に深刻な影響を及ぼし始めていると言ってもよいでしょう。

 

豊かさが生まれる一方で貧しさも産み、GAFAに代表される富の偏重も異様な状況を呈しています。

 

大量生産・大量消費は使い捨て文化の上に成り立っている要素が強く、今や宇宙空間から深海に至るまで人類の創り出したゴミで埋め尽くされています。

 

この状況を打破しようという動きがサスティナビリティ=持続可能性という思想です。

環境、経済、社会などが持続可能であること。

持続可能=未来へつなげる、という事で、大量生産、大量消費の今さえよければよい、という思想に相反するもの。

必要なものを必要なだけ生産して消費する、とか、化学肥料や農薬にに頼らず自然農法に人的エネルギーをかける、とか脱CO2排出エネルギーに転換するとか、リサイクルを推進するとか・・・。

 

サスティナビリティ、大袈裟に言ってしまえば地球の生き残りを賭ける活動、という事?!

大量生産、大量消費してる場合じゃありませんぜ、という新型コロナウィルスから人間様に送られたメッセージかも知れません。