HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:新年のトライアル

基礎練習についてどうすれば効果的なものになるか考えている時にひらめきました。

今はほぼ練習のルーチーンが決まって来ています。

まずは皆で声を出してのラジオ体操。

1234223432344234と元気に声出し、これはテンポ感を養うことと、

数え方の統一を目的としています。中には12345678と数えたがる人もいますが

ここは会として共通の数え方に統一させていただいてます。

そうしないと拍数の認識にズレが生じて混乱するばかりなので。

度量衡の国際基準を制定するのと同じですね(大袈裟・・・)。

次に太鼓を前後に向かい合わせ、基礎打ちのフレーズを打ちながら1クール毎ぐるぐる回ります。

基礎打ちとウォーミングアップ、足腰の鍛錬をこれで兼ねています。

以前は準備体操にジャンプを組み込んでいましたが今はこれでやるようになってます。

それが終わると太鼓を通常に並べ、練習曲「歓喜」をこれもポジションを移動しながら一周。


そこで思いついたのが基礎打ちのレイアウトで太鼓の輪ができているので、そのまま「歓喜」を。

そうすることでお互いの顔が見える、息を合わせやすくなる、お互いの音やしぐさを確認できる、

そして何よりも人を励ます事ができる、という効果を望めるのではないかと思う次第。


太鼓を演奏する時、どうしても客席と相対するレイアウトが普通です。

打ち手同士お互いの顔が見えない、見えにくい。

練習の時もそうなので、その結果お互いを思いやるというところが強化できないのでは?と。

太鼓は皆で創り上げるもの、その原点に立ち返りそのための練習をする、

顔を見ずに「音が揃っていない」「音を合わせましょう」と言うよりも

顔を合わせて音があうようになったらそのまま前を向いて打てばよいのではないかと。

ソロ回しの時もその方が絶対楽しめるだろうし、緊張もしないのでは・・・。

ソロで失敗しても周りで励ましはやしたてる事もしやすい。


これは新年の練習でトライアルしてみようかと思います。