一定のテンポを刻む事、これは太鼓の基礎の基礎、木曽の御嶽山(?)でありますが
これができないと昼なお暗い状態から抜け出せません。
昨日、例によって風呂練の時、既存曲を使って音をつなげる練習方法を思いつきました。
御諏訪太鼓の有名な曲に「勇み駒」というものがありますが、どちらかというと初心者向きの曲です。
我々のサークルでもまずこの勇み駒が打てるようになるのが初心者の目標になっています。
(しかし、御諏訪太鼓の講習の時、大先輩を含めてこの勇み駒がきちんと打てていない事を指摘されてしまいました。いかに自己流の太鼓になっちゃってるか、という現実を突きつけられた格好です。)
その勇み駒、ワンフレーズずつ回し打ちをしたらきちんと打ちつないで行く事ができるだろうか?
たぶん答えは否、でしょう。
今までは全員で打つ事しかやってきていないので、集団に紛れて打っている人もたくさんいるはず、
いざ一人で完璧に打てるのか?
ましてやそれを分解してスムースに打ちつないでいける程曲が体に入っているか?
機会があったらこれを試してみたいと思います。
最終形はグルーピングして交互に自在に打てるところを目指します。
最近特に感じるのは同じ曲を皆でただ打つ太鼓はオモシロクナイ、という事。
和音を構成しないというのは邦楽の一つの特徴ではあると思いますが、
太鼓で音の重なりや、時間差などがあった方が打つ方も聴く方も楽しめるのではないか、と
強く思うようになりました。
そんな太鼓が打てるようになれるとよいなあ。