人数が増えた場合の事にはまだ考えが及ばず、当然質問が出たのですが前後二列でやったら?とか
使用楽器を増やしたら?とかその程度の受け答えしかできませんでした。
この曲はもともと宮胴と締めをセットで打つ構成となっており、人数が多いと何かとタイヘン。
今回のように5人だとその負担がぐっと減ります。
一人はチャッパでリズムを刻む、そうすることで慰問演奏などの機材の運搬を軽減できるのではと。
さて、人数が増えることにどう対応するか・・・。こういう時はやっぱり風呂練!!
そして解決策を思いつきました。前列4人の構成はそのままに増える分だけ後列に宮胴を配列、
締めで打つところを縁に代える、そうすればまた違う味わいが付加されると思います。
次回、試しにやってみようと思いますが、うまく行けばすべて宮胴でも行けるかも。
おぼろげに浮かんで来たのは、今までの既存曲を曲や内容を変えずに
見た目に耐える(笑)ようにいじってみること。
あちこちの太鼓を見るにつけ、一人で打っても100人で打っても同じ事をやるのが主流のように
感じています。
我々もその路線でずっと来ましたが人数が減り、どうやら質より量でごかかすには限界が(笑)、
とも思われる局面に差しかかったようです。
特に慰問等では音そのものより、観て楽しめるエンタメの要素が重要ではないんだろうか、とも。
観られる、という演奏側の気持ちもとっても大事、どうも今まではお膳立てされた舞台に立って
持ち曲を一方的に演奏して帰ってくる、というパターンが多かったように思えます。
今後は自分たちで演奏を楽しむ、という路線でいければ、と考えています。