HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

マレーシア:コロシアムカフェ


映画館コロシアム劇場に隣接する1921年創業のクアラルンプールで

最も古いカフェのひとつ、コロシアムカフェ。

トゥンク・アブドゥル・ラーマン通りにあるホテルのすぐそばにあったので立ち寄ってみました。

外装は木質のいかにもといった雰囲気、ガラスの金文字がいい感じ。

イメージ 1

ガラスには濃い色のシートが貼ってあるらしく内部をうかがうことはできません。
入り口は二つ、右側はレストラン、左側はバー&カフェとなっていますが中でつながってます。


バーコーナー正面にはカウンター、90年以上の歴史を感じます。

イメージ 2

内部から行き交う人々や一方的に通り過ぎて行く車の流れをまるで映画のように眺める事ができます。

車が行き交わないのは一方通行のため。(詩的じゃないなあ・・・)

イメージ 3

高い天井、革張りの椅子がなんともいい感じ。

イメージ 4



こちらは映画館。

イメージ 5

インド映画がメインのようです。

イメージ 6

この辺りはどちらかというとムスリムイスラム教徒)が多く

街もイスラム色が色濃いところ。

飲食店の数はそう多くはなく、衣料品店が圧倒的に多いところです。

レストランも中華系ではなく、インド、マレー系。

泊まっているホテルの横のレストランではミーゴレン(マレー風焼きそば)や

ムルタバ(マレー風クレープ包み)をいただきました。


街歩きで後でわかった事なのですが、トゥンク・アブドゥル・ラーマン通り、

どうやら人名らしいという事はなんとなくわかるのですがその人となりは不明でした。

最後の日に国立博物館を訪れ、トゥンク・アブドゥル・ラーマンが何者なのかを知るところに。

彼は1957年のマレーシア独立の父と言われ初代首相になった人だったんですねえ。

マレーシアやスリランカでは(アメリカも)地番表示は通りの名前でされてますが

イギリスの植民地の影響なんでしょうか・・・。

通りに人の名前を付けるのは日本では一般的ではないですね。


歴史的背景を知ると、急に身近なものに思えて来るような気もするので不思議です。

見ず知らずの通りすがりにはトゥンク・アブドゥル・ラーマン通りは身近じゃないですもん。