HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

スリランカ公演混成部隊の問題点

今回のスリランカ太鼓演奏は大きくわけて三つのチームからなる混成部隊、

厳密には二つのチームと三人の個人となります。

女性三人組のチームは自分たちで常に演奏をしています。

若手二人組は都立深沢高校のOB、前年は三人でした。

残り太鼓協会公認指導員チームはそれぞれ自分の所属チームがあります。

私は指導員チームの一人として団長を務めていますが、深沢高校の曲も打てるのでヘルプができます。


今回全員でまとまった練習ができたのは二回、各チーム15分をめどにそれぞれ構成を確認しました。

全員まとまったものを「和太鼓 集」としてテーマ曲太鼓で話そうを演奏する事にし、

それ以外は各チームの自由裁量にまかせます。


確定的な演奏内容や演奏時間も事前に直接相手と打ち合わせができないため

完全に把握する事がままならず、半分はその場で調整、という状況にならざるを得ませんでした。


結果は大きな破綻もなく、参加者も現地の人たちにも喜ばれたものと思います。

それでも反省点としては

●全員で打ち始める時の合図はきちんと決め共通認識を持つ
→迎え太鼓がだらだらと始まってしまった。
●転換時、つなぎの練習も入念にしておく
→誰かがこれができるとどんなケースでも応用がきく
●チャッパや鉦はテンポキープできる人が担当する
→カネケはテンポキープのカナメ。音が立つので十分な練習が必要。

また運営サイドとしては
●観客の反応をみながら演目を打ち切る勇気も必要。
→自分たちのやりたい事ばかりやるのは避ける
●手違いがあったらその修正を第一に考える
→問題点を指摘していても始まらない
●時間割は可能な限り把握する
→最後の演奏はどう考えても時間的に危険と判断しカットしました。
●撮影舞台はそれ専門に必要
●用具・道具は事前にチェック
→締め太鼓のレンチを忘れた!?

以上、いろいろありますねえ。

まあ結果オーライで、今回も成功といえると思います。
反省は反省点としてチーム特有のものとしてではなく普遍的な応用編として
次に活かせれば演奏自体のレベルアップがはかれるものと思います。