HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:本番終了

本番無事終了。

演奏は15:30から2曲でしたが、神社の境内は日陰がなく、猛暑の中でしたが頑張りました。

2時に集合、太鼓を準備して、演奏前に神輿倉庫の裏で口唱歌による練習を一回だけやりました。

これは気持ちを本番仕様に切り替えるのと、練習から1週間経っているためのブランクを埋め

リラックスさせる効果があると思います。


「神楽」は今までにない大太鼓のソロがあり、結構見せられる出来だったと思います。

少し乱れたところがありましたが全体的にはまとまっていたように感じました。

途中、おかめひょっとこの踊りが入るところは観客をいじる余裕があり子供達も大喜び。


太鼓の配置換えを行い、感謝へ。

感謝も打ち慣れているので大きな破綻もなく打ち切る事が出来ました。


我々の後は深沢高校OBOGの演奏、切り替えるのに子供達も参加できる「楽鼓」をやりました。

シンプルなフレーズ、ドーンドーンドンドンドンそっれを繰り返し皆で打ちます。


しばらくやった後、OBOGたちのパワフルな太鼓の音が境内に轟きました。

OBOGの演奏は今の現役の和太鼓部の演奏とは雰囲気が違い、以前野武士集団と評したような

荒々しい演奏が特徴です。

今流の全員の動きが揃った統率の取れた演奏スタイルではありませんが

プロではないので太鼓を打つことで恩返しをしたい、という気持ちが前面に出る演奏です。


終了後、打ち上げを行い、今後の身の振り方をメインに話をしました。

おばちゃんばかりなので、ややもすると世間話になってしまい、大事な論点からずれてしまいます。

2度ほど話を戻しましたが、世間話も重要なのよ、と反論する始末、

でも自分たちのために集まって貴重な時間を使っているのだから、

その辺は集中する自覚していただきたい。

そういう気の持ちようが演奏にも表れているように思えて仕方がありません。


話が枝葉末節になっているので、自分たちは何で太鼓を打つのか?の根源的なテーマを出し、

まずはそれを明快にしよう、という事になりました。

健康のため自分のためにやっているので、演奏会までは必要ない、という人が2名。

練習だけでは目標がないため続けられない、という人が2名。

自分の意見を表明しない人が3名。

これはちょっと時間をかけて皆ではっきりさせようという事になりました。


これとは別に、今まで考えていた私なりの方針を発表し、概ね理解をえました。

一つは少人数編成による演奏スタイルの確立。小は大を兼ねる、

ということで3〜4人のユニットで演奏できることを目指す。

それに肉付けしていけば11人でも打てるわけです。

演奏会は最低年に2回、それ以外は施設訪問演奏を積極的に行う。

4人程度であれば自由参加で構わない。


また、チャッパだけや締めだけの4人編成の曲の練習を行いたい。

長胴太鼓は運搬が大変なので、一人で運べるもので練習や演奏ができるようにしたいという案です。


今回は出しませんでしたが、少人数の極みとして八丈太鼓をやりたい・・・。

これは太鼓が1台あって二人以上いれば演奏できちゃうのと、同じ曲を覚える必要がありません。

自由打ちを不得意にしている人もいるのですが、ノリで打つ太鼓の楽しさを知って欲しい。


そんなこんなで、今後どうしたいのか、それぞれ考えてもらいたいと思います。